東京油問屋市場(とうきょうあぶらとんやいちば)は、「東京都および関東地区に営業所を持ち油脂販売業を行う営業人を以って組織」されており(規約第3条)、「流通の社会的使命を果たすことを目指し、営業人相互の研鑚と親睦を図る事を目的」としております(規約第4条)。
この目的を達成するために次の事業を行うこととしております。
- 油脂に関する研究及び情報の提供
- 伝統行事の開催及び会員の親睦活動の実施
- 全国油脂販売業者連合会及び友誼組合との情報交換と懇親
(注)東京油問屋市場は、食用油脂に関する卸売販売業者の協同組合であり、現物(油脂そのもの)は、取り扱っておりません。
なお、東京油問屋市場のルーツは、別掲「油歴史資料館」の「東京油問屋史」にあるとおり、江戸時代の「油仲間寄合所」にさかのぼりますが、現在の名称で正式に設立されたのは明治34年で、創立100年を迎えることができ今日に至っております。
日本の産業、生活をささえる油脂の適正価格による安定供給のために、明治、大正、昭和、平成、令和と激動の歴史のなかで、油脂製販一体となって活動を続けております。